防寒着・バラクラバの作り方
防寒着やミリタリー用品だったこの銀行強盗系マスク「バラクラバ」が22年に韓国セレブ発信からファッショントレンド情報として日本に漂着しました。
実際自転車で欠かさない防寒アイテムとなってます。人目はきにしない!
事前確認事項
写真の人形は大人としてかなり小顔小頭なのでゆとりがタップリなんですが、現実の大人が被るとそこそこフィットです。
夕方や夜サイクリングやジョギング等で使うと最適・街で見かけないのは人目につかない時間と場所を選んで被っているからだと思うのです。
仕様と環境データ
- ボタンホール:1.2㎝位の縦穴が左右に2つ(切り穴だけでも可)
- ミシン:職業用ミシン・穴かがり器使用
- 裏地:無し・一重
- 縫い代:始末無し・切りっぱなし
- アイロン:てかるのであて布推奨
素材データ
- 生地と尺:フリース約60㎝
- 接着芯:少量(ボタンホール二つ分)
- 紐:ストッパーに通せる太さ・約80㎝くらい※
- ストッパー:1個
- ミシン糸:レジロン※
家庭用ミシンで縫製※
家庭用ミシンでも普通の直線縫いを使用して縫製するならレジロンを使用してください。ミシンに伸縮縫いが有り、それで縫製するなら普通のスパン糸でも可です。
ボタンホールはそれぞれミシンの説明書に従って作って下さい
ロックミシン使用
一部縫い合わせ等にロックミシンを使用したい方は自力で縫い代量を変更してください。
画像にあるベージュの紐は太くてかたいので下の100円ストッパーに2本も入らなかった。仕方ないので穴が二つとおせるストッパーを使いました。
囲み製図と縫い代
顔周りの縫い代でカーブ部分だけ1㎝なのは量が少ない分内側に曲げやすいからです
縫製手順
- 顔周りと裾の仕上り線に印付けとしてステッチする(完成後抜くので針目は大きめにする)※
- 生地裏にアイロンでボタンホール位置に接着芯を貼る
- 穴かがり器又は家庭用ミシンでボタンホール1~1.2㎝2つ作って穴をあける(ライトに使用なら切り込み穴だけでも可)
- 後ろ中心を縫い合わせてから縫い代を5㎜にカット
- 顔周り、1でつけたステッチに従い生地を折ってマチ針で固定(4の縫い代は割る)
- 5で折った所の生地端2~3㎜位を縫いとめる(針目はやや小さめにすると伸びやすい)
- 裾も5と6の顔周りと同じ工程をする・終わったら1の印用のステッチは全て抜く。
- 顔周りに紐を通してストッパーを付けて完成
※1のステッチは生地を手軽に折り曲げやすくする為の初心者用作業です。無くても平気な上級者は省いて良い作業です。