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【ねこねこ日本史 10】 二宮金次郎 主役回

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歩き勤勉の男

登場人物が猫化した日本史をちょびっと学べるアニメ、「ねこねこ日本史」の感想をセレクトして書いています。

今回は二宮尊徳(金次郎)」主役回の「コツコツ働く、二宮金次郎!」(59話)をピックアップします。

今回いい話だったので、伝記本を読んでみました。このレポはそれを参考にしたアニメに無かった歴史薀蓄を付加してまとめてます。

二宮金次郎 (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)

二宮金次郎 (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)

 

ポプラ社の伝記本はリアル絵が不安を誘う表紙ですが、中のイラストは普通の絵本系です。漢字にふりがなもうってる子供向け本なのでご安心ください~。時代考証が含まれた年表も資料も読みやすくてとても良い本です。

奉仕のわらじ作り

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小田原藩 栢山村(現・神奈川県小田原市栢山)

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父・二宮理利右衛門は人がよい豊かな農民だった。お人よしなので度々村人に金や米を貸す=実際は提供する羽目に・・。

コードネーム「栢山の善人」です。裕福な農家の為読み書きができるのです。農民の金次郎が本が読めるのはそのためす。

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弟の友吉と富次郎。金次郎は初め「金治朗」だったが役人のミスで「金次郎」となったそうです。

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酒匂川の氾濫で田畑全滅で経済的ピンチになる一家

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病の父をはじめ大人は土手工事に忙しいため一日でワラジを履きつぶしてしまいます。工事に参加出来ない非力な子供だった金次郎はワラジを作って提供します。

出来る事でお手伝いする良い子だったのです

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あ~癒すってのっかる猫農民たち

松の苗を植える

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川の氾濫は田畑を増やすため木々を切ってしまった事も原因の一つです。金次郎は売れ残った松の苗大人買いをして堤防作りを考えました。

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小さい事からコツコツと・・・

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守りたい・この笑顔!

両親との別れ

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金次郎15歳の時、利右衛門48歳で他界

母親も後を追うように36歳で他界しました。他界しながらの利右衛門父ちゃんお得意の「いいのいいの」ポーズが癒すんですが、この状況、客観的に見ていいわけありません

農民に学問はいらない

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弟たちは母方の親戚にひきとられます。

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金次郎は父の兄「万兵衛」にあずけられる。伝記を盛り上げるわかりやすい悪役の登場です。

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農民が勉強しても無駄・行燈の油使って無駄!って事で深夜の読書は封じられました。

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油=菜種の苗を貰って自分で育てる金次郎。お子様の思考を超越してる

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100日そこそこで約13L分の菜種をとって油屋へ行って油に交換しました

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これで晴れて読書が出来ます。実際は空気を読んで光が漏れないように行燈に寝間着をかぶせて読んだそうです。子供なのに空気読みすぎて泣ける~

積小為大

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青々とした苗が余ってるからって捨てられてます。金次郎は拾って荒地に植えます

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コスト0から一俵のお米をゲット!

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小さな事でも積み上げれば大きな実りとなります

小さなことからコツコツと・・それが積小為大(せきしょういだい)です

弟・富次郎の行方

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めっちゃ働いて田畑買い戻した金次郎。生き別れてた弟の友吉は18才で金次郎の元に戻ってきましたが、下の弟富次郎はアニメでは触れてませんが、預かり先で病気になり、9歳で死亡しました

ちなみに成人した金次郎の体格ですが、身長180以上、体重90超えてます。可愛い子供時代の銅像のイメージと違って大柄です。

 服部十郎兵衛に気に入られ

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16才で身をおこし、若くして両親が失ったや畑を買い戻した頭の良い金次郎の評判が広まり、小田原藩の家老八服部十郎兵衛の目にとまり「中間」雑用係になりました。十郎兵衛のお子様の勉強もみてあげました。

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服部家は飢饉による収入ダウンにもかかわらず全盛期の暮らしぶりをしてたもんで、商人から借金して利子が雪だるま式に・・。金次郎は節約担当になり、4年で借金を返済しました。大活躍ですが、この住み込みの大仕事が結婚したばかりの金次郎にダメージを与えます。※ためになる解説参照

 藩主・大久保忠真

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 有能さが認められ、藩主の大久保忠真にシオシオになった栃木の桜町の立て直しもまかされる。このころあたりから二宮尊徳を名乗ります。

農民が武士も含めて要所を管理、立て直しするとあって多方面から煙たがれます。追い詰められて失踪=千葉県の成田新勝寺にこもって断食したりします

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しかし頑張ったおかげで桜町の立て直しに成功します。

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その後老中水野忠邦により56才で幕府の役人としてなり、利根川の分水路作りや印旛沼の開発など国土計画を任された。

働きづめ、建て直し人生は70才で幕を下ろしました。本によると一円札にもなった偉大な人生です。

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EDで発する損得=尊徳のダジャレ

津田健次郎さんがゲスト出演

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お米擬人化アニメで「コシヒカリ」だった津田さん。意地悪な叔父さんの万兵衛を演じました。

ためになる(?)解説

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仕事命の為にバツイチとなりました。

金次郎像の考察

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金次郎の石碑は愛知県岡崎の石屋さんが売り出して広めたそうです。

画像は大阪・江坂の二宮尊徳像です。台座に「積小為大」とあり、極めて真面目な作りとなってます。

その他色んなニノキン話はコチラが有名です・サイト「山ちゃんガハハ」は閉鎖したけどブログ形態で資料が残ってます

二宮金次郎

二宮金次郎